フランスで最も権威のある文学賞、と言われている「ゴンクール賞」の発表は
毎年11月に行われています。(「読書の秋」はフランスでも同じ?)
この賞と同じ名前を持つ、「高校生ゴンクール賞」という文学賞について
紹介したいと思います。
名前のとおり、この賞は高校生が選んだ一冊に与えられる賞で、候補作品についてのさまざまな批評を高校生たちが繰り返し議論をしたり、候補作品の作家を招いて質疑応答が行われる交流会が開かれたり、とかなり本格的な方法で選考されています。
この賞は高校生が現代文学に親しむきっかけをつくるために、レンヌという地方都市の国語教師が、1988年に個人的にはじめた活動がフランス全土に広がり、あとからゴンクールアカデミー(ゴンクール賞の管理運営団体)が活動に共鳴し、賞の名前の使用を認めた、という驚きのエピソードがあります。
今では、フランス教育省とフナック(大手チェーンの書店)の主催となっています。
(フナックは、選考委員となった全ての高校に毎年無償で候補作を届けている。これもまたスゴイ!)
日本には、書店員による投票によって受賞作が決定される本屋大賞がありますが、
この高校生版といったところでしょうか。
どちらも、これらの文学賞よって多くの人が受賞作品だけでなく候補作品に興味を持ち、本との距離を縮める大きなきっかけとなっています。

フランス人作家の本を読んでみたいな、と興味をお持ちの方、当ブログの
「livres français フランスの本」をのぞいてみてください!!
毎年11月に行われています。(「読書の秋」はフランスでも同じ?)
この賞と同じ名前を持つ、「高校生ゴンクール賞」という文学賞について
紹介したいと思います。
名前のとおり、この賞は高校生が選んだ一冊に与えられる賞で、候補作品についてのさまざまな批評を高校生たちが繰り返し議論をしたり、候補作品の作家を招いて質疑応答が行われる交流会が開かれたり、とかなり本格的な方法で選考されています。
この賞は高校生が現代文学に親しむきっかけをつくるために、レンヌという地方都市の国語教師が、1988年に個人的にはじめた活動がフランス全土に広がり、あとからゴンクールアカデミー(ゴンクール賞の管理運営団体)が活動に共鳴し、賞の名前の使用を認めた、という驚きのエピソードがあります。
今では、フランス教育省とフナック(大手チェーンの書店)の主催となっています。
(フナックは、選考委員となった全ての高校に毎年無償で候補作を届けている。これもまたスゴイ!)
日本には、書店員による投票によって受賞作が決定される本屋大賞がありますが、
この高校生版といったところでしょうか。
どちらも、これらの文学賞よって多くの人が受賞作品だけでなく候補作品に興味を持ち、本との距離を縮める大きなきっかけとなっています。

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